金沢・石川県のぶらり散歩

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日本のスーパーフードがすごかった!!すぐに普段の食事に取り入れよう!②

日本のスーパーフードがすごかった!!すぐに普段の食事に取り入れよう!②

 

前回も日本のスーパーフードを紹介しましたが、他にも身近な日本のスーパーフードがありますので、一部を紹介したいと思います。

 

スーパーフードというとアサイーやチアシード、キヌアといった海外からの食べ物で、私たちがあまり知らなかった食材ですが、実は日本人の私たちも昔からスーパーフードを日常から取り入れていたのです。

しかも、アサイーやキヌアなどと違い手ごろな値段でスーパーでも手軽に手に入れられるのが嬉しいところです。

 

今、日本にあるスーパーフードを知って、積極的に摂取してみましょう!

 

 

 

 

蕎麦(そば)

そば

そばは必須アミノ酸のすべてがバランスよく含まれていて、他の穀物には少ないリジンやトリプロファンが多いのが特徴です。ビタミンB1、B2、ビタミンE、鉄、亜鉛、リンなどのミネラルも豊富。食物繊維が多いので便秘対策にも。また玄米と同等の低GI値食品なので血糖値の上昇も緩やかです。ルチンというポリフェノールの一種も含まれていて、血管を強くする、抗酸化作用、ビタミンCの吸収をサポートする作用があり、動脈硬化、血圧、血糖値の上昇を防ぐ働きもあるとされます。ルチンはそばの実の外殻に多く含まれるのでそばの実も積極的に摂るようにしたいです。

注意していただきたいのが、市販で売っているそばの中には、ほどんどが小麦粉で作られているものも多いので、原材料表示を確認して、そば粉が一番先に書いてある商品を選びましょう。

効果:腸の健康、アンチエイジング、抗酸化作用、動脈硬化予防、便秘対策

栄養素:必須アミノ酸、ビタミンB1B2ビタミンE、鉄、亜鉛、リン、食物繊維、ルチン

 

抹茶(まっちゃ)

抹茶

ポリフェノールの一種であるカテキンは悪玉コレステロールを減らす働き、脂肪の吸収を穏やかにする働きがあります。抗菌作用、抗酸化作用も。うまみ成分であるテアニンはリラックス効果や神経細胞保護の役割があります。その他、ビタミンC、ビタミンB2葉酸、β‐カロテン、ビタミンEなども含まれます。

効果:抗酸化作用、抗菌作用、がん予防

栄養素:テアニン、カテキン

 

米と麹で作る甘酒(酒粕で作る甘酒ではない)

おとか酒は日本の伝統的な甘味ドリンクの一種です。 - 麹 ストックフォトと画像

 

甘酒にはビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、ビオチンなどのビタミン類も豊富。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるので疲労回復に役立ちます。パントテン酸はストレスに対抗するホルモンづくりに欠かせないビタミンです。腸内細菌のえさになるオリゴ糖も腸内環境を整えてくれます。

効果:疲労回復、腸内環境を整える

栄養:ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、ビオチン

 

 

 

高野豆腐(こうやどうふ)

 

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高野豆腐には低糖質で良質なたんぱく質が含まれます。100g中たんぱく質量は49.4gと多く含まれています。コレステロール中性脂肪を下げるレシチンや大豆サポニン、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンも豊富です。カルシウムは100g中に660㎎、マグネシウムは120㎎、カリウム、鉄、リン、亜鉛なども含まれています。長期保存もできるので常備しておきたい食品です。

 

効果:美容、アンチエイジング、貧血対策

栄養素:たんぱく質、カルシウム、マグネシウム、鉄、大豆イソフラボン

 

 

蓬(よもぎ

 

よもぎ

筆者はよもぎ持ちが大好きです。よもぎの草の香りがくせになります。そんなよもぎは田舎の道端に生えて雑草のような存在ですが、実は栄養価が高い食材でもあります。Β‐カロテン、食物繊維、鉄、カリウム、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンCなども豊富です。

 

効果:腸内環境改善、免疫力の強化

栄養素:Β‐カロテン、食物繊維、鉄、カリウム、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンCなども豊富です。

 

 

実はとても身近にあった日本のスーパーフード

日本のスーパーフードを紹介させていただきましたが、ほとんどが身近にあるもので、普段よく口にしているものも多かったのではないでしょうか?

テレビや雑誌では海外の食材が話題になり注目されていますが、日本の食材もなかなかスペックが高いので、興味を持って頂きこれからたくさん活用してみてください。

 

 

 

参考資料

スーパーフード事典BEST50 発行所:株式会社主婦の友社